脱毛後に起こる可能性がある肌トラブルと対策についてまとめました。
赤み、色素沈着、毛嚢炎、硬毛化、火傷、乾燥など、事前に知っておくことで肌トラブルを予防できたり適切な対処ができます。ぜひ参考にしてみてくださいね。
肌の赤み
施術で肌自体を傷つけることはありませんが、毛穴部分や皮膚全体に熱がこもり、赤みやヒリヒリした症状が出ることがあります。
脱毛後に肌が赤くなるのは、光の熱による影響です。通常、毛根や毛包に熱を与えますが、このとき肌にまで熱が広がることで炎症が起こります。脱毛前に自己処理をきちんとされていなかった場合は、より強い炎症が起こる可能性があります。また、日焼けした肌も赤みが起こる場合がございます。
脱毛後の赤みや痒みは、肌炎症を起こしている状態ですので冷やすことが大事です。
☆おすすめの冷やしかた☆
症状が出ている部位に、冷水で濡らしたタオルを当てましょう。
注意してほしいのが、冷えピタや保冷剤など極端に冷たいものは使用しないでください。冷たすぎると逆に肌への刺激になってしまい、肌の状態がさらに悪化する場合があります。さらにひどい場合ですと、低温火傷になってしまう可能性がありますので注意しましょう。
通常は数時間から数日以内に収まります。あまり心配する必要はありませんが、冷たいタオルで冷やしても炎症が治らなかった場合は、クリニックで炎症止めの軟膏を処方してもらいましょう。
施術直後の赤みや腫れは目立ちますので、人目につく部位を脱毛する場合は脱毛部位を露出しないための衣服を用意して行くといいでしょう。
色素沈着
脱毛後の赤みが長引くと、黒~褐色のくすみができる場合があります。
これは色素沈着といい、メラニンが肌に沈着したものです。肌に炎症が起こるとメラニンが生成されます。メラニンは通常、肌のターンオーバーで自然に排出されますが、炎症が起こると多量にメラニンが分泌され、ターンオーバーによる排出が追いつかなくなり肌に沈着します。
色素沈着にならないためにも、上記に記載したおすすめの冷やしかたで事前に対処しましょう。
毛嚢炎
毛嚢炎(もうのうえん)とは、脱毛の施術によって毛穴のバリア機能が低下したことで、常在菌が内部へと侵入し、炎症を引き起こした状態です。
毛穴の周りが赤くなったり痛みを感じたりします。ニキビのような見た目であるため、クリニックを受診する必要はないと自己判断してしまいがちですが、毛嚢炎は適切な処置が必要なため、施術後にニキビのようなものができたらお早めに医療機関に行かれることをお勧めします。
硬毛化
硬毛化(こうもうか)とは、脱毛後に毛が太くなってしまう現象です。
レーザーや光の照射による刺激が関係していることは明らかですが、現時点で詳しい原因は分かっていません。照射した出力の波長が合わなかったなどの説もあります。もし施術後に硬毛化してしまった場合はスタッフにお伝えください。
火傷
最近のエステ脱毛ではあまりないことですが、脱毛でやけどをしてしまう可能性はあります。実際にやけどを負ってしまった方がいるのも事実です。
肌が熱にさらされるという脱毛の特性上、やけどに発展してしまうこともまれにあります。肌が敏感になっている状態で脱毛を受けた場合は、普段は大丈夫でもやけどを負ってしまうリスクもあります。
脱毛後の肌に違和感があり、数日経ってもおさまらないようであれば火傷を疑い、長時間放置されないことをオススメします。自己判断で薬を塗らず、クリニックを受診しましょう。
また、事前処理が不十分だった場合は火傷のリスクが高まります。脱毛に行く前には必ずムダ毛処理が必須です。この事前処理が不十分なまま脱毛を受けると、脱毛機が剃り残したムダ毛に反応してやけどをする恐れがあります。事前のムダ毛処理は適当に済ませずしっかりしましょう。
肌の乾燥
脱毛は肌に直接照射して処理を行いますが、これらの発する熱が肌の水分を蒸発させ、普段より乾燥してしまいます。
乾燥した肌はバリア機能が低下するため、少しの刺激にも敏感に反応してしまい、普段よりも肌トラブルを招きやすくなります。
しっかりと保湿をしましょう
脱毛後に赤みが出た場合は、クールダウンをして、その後はしっかりと保湿をしましょう。
脱毛中は肌が炎症を起こしやすくなっているため、毎日保湿することがとても大事です。保湿力の高いクリームやローションなどのスキンケアアイテムを使い、こまめに保湿してください。保湿をしっかりしておくと、脱毛時に痛みを感じにくくなるだけでなく、肌が柔らかくなり埋没毛が表面に出てきやすくなり、脱毛効果も出やすいというメリットがあります。
保湿ケアを怠るとどうなるの?
脱毛後の肌ケアをしないまま過ごすと、肌はどのような状態になるのでしょうか。保湿ケアを怠ってしまった場合に陥ってしまう可能性のあるトラブルを解説します。
・肌の乾燥がシワの原因に…
保湿ケアが十分でないと、肌は乾燥しやすくなります。乾燥は、肌老化の原因の一つです。細くて短い線のちりめんジワができやすくなり、さらにその状態が進行するとより深いシワになります。特に目の周り、口の周りは乾燥しやすくシワができやすいので注意が必要です。
・肌質が乾燥肌や敏感肌に…
脱毛後の乾燥した肌をそのままにしておくと、肌のバリア機能が弱くなります。バリア機能がうまく働かなくなるも、肌が少しの刺激にも反応して炎症を起こしたり、慢性的に乾いた状態になります。つまり、肌質が敏感肌、乾燥肌になってしまうのです。ひどい乾燥肌になると脱毛を控えなければならない可能性もあります。
・傷や痕の治りが遅くなる可能性も…
脱毛をすると、場合によっては肌が炎症を起こし、痕として残ってしまうことがあります。日焼けなどをしてしまった場合は、色素沈着があらわれることもあります。このような色素沈着は時間が経つと徐々に薄くなるのが一般的ですが、肌ケアを怠っていた場合は、肌のターンオーバーが遅れて痕の治りが遅くなる可能性もあります。
★まとめ★
今回は、脱毛後に起こる肌トラブルや保湿についてご説明させていただきました。いかがでしたでしょうか?
脱毛の効果を最大限に感じるためと、肌トラブルを起こさないためにも、しっかりとこまめに保湿をしましょう。
脱毛が初めてで不安な方もいらっしゃるかと思います。
HIKARIは、安心して施術を受けていただけるように、初回は必ずカウンセリングを行っております。初めてで不安な方も、丁寧にご説明・同意の上で脱毛を行いますのでご安心ください。
また、気になるけどなかなか脱毛には手を出しづらいという方も、コース契約ではなく一回ごとの都度払い制となっております。格安の料金設定にしていますので、一度試してみてからでも継続をするかゆっくり決めていただけます。
ぜひ、HIKARIでの脱毛デビューをお待ちしております。
米子脱毛サロンヒカリ
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