脱毛前の正しいシェービングの仕方

脱毛を受けるには自己処理が必須です!サロンで脱毛する際は、施術の前日から2日前までにムダ毛を自己処理しておかなければなりません。ほとんどのサロンは自分で剃りづらい部位以外は全部位の自己処理が必要です。
また、間違った方法で自己処理をすると肌トラブルを招き、施術できなくなる恐れもあるので注意が必要です。
そこで今回は、脱毛前の自己処理についてポイントや注意点を詳しく解説します。

⬛️脱毛前の自己処理が必要な理由

シェービング

これから脱毛へ行くのに、なぜ事前の自己処理が必要なの?と思われるかたも多いのではないでしょうか。しかし、脱毛前の自己処理が必要とされるのはしっかりとした理由があります。

⚫️脱毛効果が低下する


肌に毛が多く残っていると、その毛に光が反応してしまい十分なパワーで照射することができません。出力が十分でないと毛根・毛包に熱が届かず、発毛組織にダメージを与えることができなくなり脱毛効果が落ちてしまいます。つまり、せっかくの施術がもったいないことになります。

⚫️肌トラブル、火傷を起こす恐れ


自己処理をせずにムダ毛が長いまま照射すると、光がムダ毛の毛根から毛先へと分散してしまいます。その結果、熱くなった毛が皮膚に触れてしまい、やけどなどのリスクが高くなる可能性があります。また、痛みも感じやすくなるので、長い毛が残っていることは良くありません。

⚫️十分な照射時間を確保するため


どこのサロンも自分で処理するように言われますが、一部のサロンでは事前のシェービングを含めて行ってくれるところもあります。このようなサロンではシェービング時間も含めて時間を取っているので脱毛料金が高額になりがちです。
殆どのサロンはシェービングが必須ですので、もし事前のシェービングを忘れてしまったら、シェービングで時間が押してしまい、照射時間を十分に取れない場合があります。施術自体をお断りされる場合もありますので必ず行いましょう。

⬛️どれくらい前に自己処理をするか

毛が生えるスピードは部位や人により異なりますが、遅くても前日までには処理しておく必要があります。シェービングは施術の前日〜2日前に済ませておきましょう。施術の直前にシェービングを行うと肌に負担がかかり施術中に痛みを感じることがあります。全身脱毛をする場合は剃り残しが発生しやすいので、早めにシェービングを済ませて余裕を持っておきましょう。
ただし、シェービングのタイミングがあまりにも早いとムダ毛がまた生えてしまい施術ができなくなる場合もありますので、注意が必要です。

⬛️自己処理は電気シェーバーがおすすめ

自己処理にはいくつかの方法がありますが、オススメは電気シェーバーです。肌へのダメージが少ないので、肌を傷つけることなくムダ毛を処理できます。

◇これまでの自己処理はだめなのか?

・カミソリ

自己処理で使っているかたが多いものとしてカミソリが挙げられます。ですがカミソリの使用はなるべく控えてください。カミソリは刃が直接肌に触れるため肌に負担がかかるばかりではなく、肌を乾燥させたり傷つけたりしてしまいます。また、カミソリ負けで赤くなっている部分に照射するとやけどのようになってしまい、色素沈着を起こす可能性があります。肌の状態によっては脱毛効果をおとすだけでなく、脱毛自体が受けられなくなる場合もありますのでご注意ください。

・手抜き、ワックス、除毛クリーム

毛抜きで自己処理をしてしまうと毛根ごとムダ毛を抜いてしまうため脱毛の効果がなくなってしまいます。毛抜き同様、ワックスの使用も毛根ごと引き抜いてしまうので事前の自己処理には使わないようにしましょう。除毛クリームは、使用直後は毛が除去されすべすべの肌触りになるかもしれませんが、毛を溶かして除毛していくため肌荒れの原因となる場合がありますので脱毛前は控えましょう。

◎お肌に負担の少ない電気シェーバーがおすすめ◎

電気シェーバーは肌を傷つけず、表面のムダ毛だけを処理することができます。特に顔用のフェイスシェーバーがおすすめです。家電量販店やドラッグストア、ネットで販売されていますので、1本あれば自己処理に便利ですので常備しておきましょう。

⬛️正しいシェービングの仕方

脱毛サロンで施術をする前は、皮膚へ余計な負担を掛けないことが大切です。自己処理をするときは、毛の流れに沿ってシェービングをしましょう。流れに逆らって剃るほうが綺麗に仕上がりますが、肌の角質まで一緒に剃ってしまう危険性があります。皮膚をえぐってしまい、毛穴が赤くプツプツ残ったり痒みを伴う場合がありますので、必ず毛の生えている方向に沿ってシェービングしましょう。

◇部位別、シェービングのポイント◇

⚫️顔
剃りたい部分の皮膚をしっかりと伸ばしましょう。皮膚を伸ばす際は、毛の流れとは逆方向に皮膚を伸ばします。剃る方向は毛の流れに沿ってになります。

⚫️ワキ
ワキは腕を上げる角度により窪みができてしまいますので、角度を調整して、なるべく窪みができないようにしてシェービングしましょう。

⚫️腕、足
腕や足も毛の流れに沿ってシェービングしていきます。ですが、ヒジやヒザ、足の付け根はしわが出来やすく剃りにくいため、しっかりと皮膚を伸ばしてシェービングしましょう。また、意外と指の毛を剃り忘れてしまうこともあるので、注意しましょう。

⚫️VIO
VIOは特に自己処理が難しい部分です。シェービングを行う前は蒸しタオルで温めて毛や肌を柔らかくしてからか、入浴後をおすすめします。毛や肌が柔らかくなることで、シェーバーが引っかかりにくくなり、肌への負担を軽減できます。
VIOの毛は長いため、まずは眉用はさみでカットしましょう。長い毛を最初から電気シェーバーで処理すると肌に負担がかかります。眉用はさみである程度の短さにしてから電気シェーバーで処理しましょう。

◇Vラインは毛が密集していてかなり剃りにくい部位です。一気に剃ろうと刃を強く押し当てるとカミソリ負けをする恐れがあります。カミソリ負けを作ってしまうと脱毛を行えない可能性がありますので、無理をせずゆっくりと行ってください。

◇IOは鏡を正面にセットし、その前で座って開脚します。あとは鏡を見ながらシェービングしていきます。片手で皮膚を伸ばすことでOラインまで見えるため安全に剃ることができます。

⚠️剃り残しが多い部位
⚫️ヒジ、ヒザ、足の付け根
⚫️手や足の指
⚫️乳首周り

↑こちらは剃り残しが比較的多い部位になります。脱毛予定のあるかたは剃り残しがないか忘れずに確認しましょう。

⬛️シェービング後のケア

スキンケア

シェービング後の肌は、刺激を受けて敏感な状態なので、脱毛での肌トラブルを起こすリスクを下げるためにも、自己処理の後は徹底して保湿を行う必要があります。
体の保湿には低刺激の化粧水やクリームがおすすめです。シェービングをした部位にムラなく塗って保湿してください。
デリケートゾーンやワキなど、黒ずみが目立ちやすい部位は、ビタミンC誘導体などの美白成分が配合されているものを使用すると、保湿と同時に黒ずみもケアできます。

保湿ケアをすることで肌のバリア機能を高めることができて脱毛効果も高めることができます。

⬛️まとめ

正しいシェービングの仕方、自己処理が必須な理由、自己処理後のケアなどをお伝えしました。ムダ毛を処理しないまま脱毛することはデメリットしかありません。脱毛効果を高めるためにも、当日までにしっかりとシェービングをしておきましょう。

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